鬱陶しい雨空に、福岡銘菓千鳥饅頭を!
雨の日続きを楽しむにはコレ!
どんよりと重い雲が広がっていました。江
先日から訪れていた、ミスターことメニエールが帰った振りをして再度訪れて、私の脳を攪乱しています。強くならなきゃ、と思いつつなすがままに、逆らわずに過ごしています。キッパリとお天気が回復して青空とお日さまが出て下さると、きっとミスターも消えざるを得ないのでは、ともうこうなったら神頼みです。
いつも暗い顔をしていたくないな、と鏡の前でニッコリ笑ってみるのですが、やはり不自然な笑顔 (*´∀`)/
目が笑ってないのです。ダメだなあ(TдT) ウゥ…
ああ、お日様にしばらく会っていないなあ!溜息のあとの独り言。
「よう降りますなあ!」
いつもは聴こえないオジサン(という名の夫)の突然の反応にビックリ!
心の中で、エエーッ?聴こえたたとー?この呟きが~これから小声で呟かなきゃ。
昼間なのに薄暗い庭は雑草が繁り、木の枝は伸び放題でますます庭を暗くしています。夏の太陽の下では良い日除けの役割を果してくれる大切な木たちなのですが。
ジャンジャン繁っています!
百日紅の花も雨続きでさみしか~です。
そう言えば!と思い出しました( ̄ー ̄)ニヤリッ
先日、オジサンが何かの時にいただいてきた「千鳥饅頭」があったこと。
お茶にしましょうか?に、それもいいですな、ということになりました。
オジサンは台湾阿里山珠露茶(烏龍茶)、私は中国茶の白茶を冷蔵庫から出して、いつもそれぞれが好き勝手です。白茶の透き通った薄茶色が光って見えます。ひと口飲んで、「おいしいなあ!」とまたひと口~。
箱のふたを開けると甘くて香ばしい香りが漂います(^^♪
千鳥饅頭をいただきながら、放映中のプロ野球の話です。つい先日、日ハムから読売ジャイアンツに電撃移籍をした中田選手の話題になります。そう言えば、と話題は横浜市長の選挙に移り、コロナ問題で菅さんの応援している人は不利だろうな、などと言い合い、思わず二つ目の千鳥饅頭をパクついていました。
これが日常の暮らしなのです。
平凡なことは幸せなこと!そうなのかも知れないな。
半世紀以上、よくもまあ同じ顔と付き合ってきたものだ、とお互いに思いつつ口には出さずに我慢しているものだ、と若い頃の面影が薄くなり、白髪も薄くなっているオジサンの頭、何故だかだんだん短くなっている首などを改めてしみじみ眺めていました。
「ひとのふりみてわがふりなおせ」なのに(´∇ノ`*)オホホ♪
粉・卵・上白糖・米飴・蜂蜜を「てごね」した生地。
北海道産手亡豆とザラメで炊き上げた極上のこしあん!
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北海道産手亡豆(てぼうまめ)とザラメで炊き上げた極上純白の漉し餡を粉・卵・上白糖・米飴・蜂蜜のみを「てごね」で合わせた生地で包んで黄金色に焼き上げたもの。
和菓子の心と南蛮菓子の製法から誕生した九州を代表する伝統の銘菓です。
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千鳥饅頭のてっぺんに千鳥の焼印が可愛くこれもお馴染みです。
甘くて香ばしい香りのする皮は、いつか子供の時にどこかで食べたことのあるような懐かしい食感です。また、甘さを抑えた白あんは上品で素朴な味、口の中で溶けていくような繊細でキメの細かい白あんです。
特に何という特徴のない普通の饅頭ですが、福岡では「ひよこ」(ひよこ本舗吉野堂)と共に馴染みの深い思い出深い和菓子です。
五感に強い記憶を残す、と言われます。
視覚、味覚、聴覚、触覚、嗅覚~なのだそうです。
特に記憶に残るの「嗅覚」と言われているようです。
まさに、千鳥饅頭の箱を開けた瞬間に、幼かった子供たちやまだまだ元気だった舅、姑の顔がフワ~ッと浮かんでは消えていきました。
ロールクッキーの中のクリームの味で取り合いをしてたっけ!
おまけにそんな思い出も~。
おいひね~と細い眼がより細くなります。
熱々の白茶のさっぱり感とピッタリ合う千鳥饅頭です。
いつになったらお日様に出会えるでしょうか?
どうにかモヤモヤとする脳をスッキリさせていただきたいものです。
もうすこしのしんぼうじゃよ!p(´∇`)q ファイトォ~♪