ミスター・メニエールと私の付き合い！

久振りに訪れたミスターとは、

ミスターメニエルこそ、あの忌まわしい「メニエール病」のことです。
ミスターと出会って二十数年が過ぎます。
そもそもの出会いは卵巣脳腫の手術をした53歳のときのことです。術後の経過はよかったのですが、その数ヶ月後に、体調を崩し銀行勤務を続けられなくなりました。婦人科ではホルモンのバランスを崩しているとの診断で投薬されましたが改善することはなく、近くの脳神経外科でいろいろな検査の結果、「メニエール病」であると診断されました。

当時は、とにかく身体がきつく、寝ていても座っていても宙に浮いていて揺れているような何とも気分の悪い日が続いていたのです。原因が分かってからは投薬でいくぶん症状は軽くなり、いつしかその症状は消えていきました。

ところが、ミスター・メニエルはよほど私の脳が気に入ったのか度々やって来ては、脳の中を攪乱していました。その時の体調にもよるのですが、症状は異なり目を瞑っていても信号無視の車や電車がものすごいスピードで走り抜けるようなメマイであったり、フワフワと宇宙に放り出されたように足元がふらついたりと重いものから、それなりのものまで体験しました。

乗りもの酔いの気分に似ています（。－<>ー。）


ミスターは人見知りなのか他の病、インフルエンザ、帯状疱疹などのちょっと重い症状に悩まされている時には遠慮してなのか嫉妬をしてなのか訪れないのです。
最近では、昨年2月に発祥した心筋梗塞以来姿を見せていませんでした。
が、ここ数日間雨風の日が多く、何となく気持ちも沈みがちで腰痛、肩こり、頭痛～とやや疲れ気味でした。それを見抜いたミスターはジワジワとチャンスを狙っていたかのように、近付いてきたのです。何の予告もなく挨拶もなくです。
まったく礼儀知らずの失礼なヤツ！

　
何度も痛い目に遭わされている私です。
簡単に脳の明け渡しをするわけにはいきません！「女の意地」があります。
素知らぬ振りをして痛むばね指で家事をこなしていましたが、寄る年波というもののせいでしょうか、この度は敗北を認めざるを得ない結果となりました。ですがかなりの免疫（？）のせいで、敵の攻め具合が分かっていますので早目の対処ができ、最小限のキズですみそうです。（こうしてブログが書けています）

もう来ないで、二度と付き纏わないで！
と何度も縁切り状を突き付けるのですが、ミスターはニヤニヤといやらしい不気味な笑みを浮かべて帰っていくのです。

きっぱりと三下り半を！


睡眠が一番効果があるように思います。
昨日の昼間、早寝、そして今日の朝寝と昼寝（ずっと寝てますね？）これで快復できました。睡眠時間の短い私は、生活パターンの変更をしなければと、大いに反省をしています。（睡眠時間が短くても熟睡型と自負していたことも）

メニエール病とは、ご存じかと思いますが、簡単に！
●○耳の病気で、身体の平衡感覚を司る内耳のリンパ液の機能不全によるものであるためで、ストレスや不安の蓄積も大きく関係しているといわれています。
●○症状としては、めまい、耳がつまる、聞こえにくい（難聴）、ふらつき、耳鳴り（キーンという音など）、頭痛、偏頭痛などあります。
めまいでは、グルグル回る、ふわふわして体がおぼつかないなど様々な症状があり、嘔吐を起こします。
※私の感覚ですが、乗りもの酔いの症状が続き、耳鳴りは耳に中にセミが住み着いている感じです。また大音量を聞くと音が耳の中で炸裂するようなちょっと辛い感じです。
●○治療法は、ストレスの軽減のための生活習慣の改善。睡眠の質の維持が重要とあります。

どのような場合も、健康な生活習慣と睡眠はとっても大切なことですね！

ミスター・メニエールときっぱりと縁を切るための「三下り半」を改めて叩きつけてさよならしたいと思います。

どんなときにも睡眠が一番であるのニャ(￣､￣*)zzz｡o○