髪を切って、気持ちをリセット！
7月の最終日、歳月ってジェット機より速いネ！
カレンダーに書かれた予定を消化して、いよいよ7月の最終日を迎えます。
7月、31日、特に予定なし！
赤いサインペンで書いてある予定に自分だけの予定が殆どなかったことに唖然としてしまいました。
そのわりには、わさわさと過ごしてきたような気がします。
特に、大きな事件や出来事があったわけでもないのですが、心がざわざわと騒いでいたような気がします。
身体に少しでも痛みがあると、まるっきり朗らかになれない。もしかするとソレかも！
数ヶ月前から、両手の指に異常を感じて診察の結果、「ばね指」と診断されました。
泣くほど痛くないので、日常に支障はなく痛さを我慢すれば、何の不自由もないのですが、痛いのを我慢すればするほど、僅かなストレスの卵が溜まりに溜まってどす黒い塊になって襲い掛かってきます。
何とか撥ね退けようとアレコレ試みながらの7月でした。
他にもわさわさの原因はいくつかありますが、生きている以上、わさわさのない人はいないでしょうし、わさわさがあるから人生いろいろで楽しいこと、嬉しいことがあると幸せを感じるのだと思います。
♥♥♥小さくてもいいのです、しあわせ ♥♥♥
スマホやパソコンがフリーズしたり、不具合を起こしたときにリセットをするように、7月最終日に、わさわさをリセットしよう、と髪を切ってきました。
お日様からカンカンと音が聴こえるような午後、徒歩で10分もかからない美容室です。
「どうしましょう、短く切っちゃいましょうか？」
「ハイ、バッサリお願いします」
美容師さんとお喋りをしながら、頭を扱ってもらう心地良さについ、ウトウト(-_-)zzz
肩をポンと叩かれて、鏡を見てビックリ！鏡の中に、娘がいたのです。
性格はよく似ていると思いますが、姿かたちを似ていると自覚したことはありません。
たまに、夫から言われることはありますが、親子なんだから～と。
そういえば、祖父という人はとてもお洒落な人でした。
その頃60歳を過ぎていましたが、髪が少し伸びると近所の床屋さんへ行くのです。
「まだ伸びてないでしょうが！」と祖母に言われるのを嫌って、必ず私を連れて行くのです。「けいこんこんの髪が伸びたから」と。
いえいえ、ゼンゼン！やっと伸びたのです。祖父が床屋さんに行く度に切られる私の頭髪は伸びる間がないのです ヽ(≧o≦)ノ
床屋さんのおばちゃんが、「まだちっとも伸びてませんが」と言ってくれるのですが、
「ええから、軽く切ってやってくれ！」･･･カルクデシタ
最後には「わかめちゃん」以上の「ワカメちゃんヘア」になっていました。
もちろん、その当時は「ワカメちゃん」はいませんでしたので友達からよく弄られていました。
そして、ツンツンに短く切られた私の顔を見て、必ず言うのです。
「けいこんこんはトボスクホーじゃ！」
床屋さんへ行って髪をツンツンに切られる度に言っていた、「トボスクホー」の正体が何であるのか、大人になってから尋ねることもなく祖父は亡くなりました。
娘の髪はたいていの場合、私が切っていましたが、たまに父親と床屋さんに行ってくると、そこに「トボスクホー」がいるのです。意味不明の「トボスクホー」です。
何となくその言葉の響きや、祖父似の細目でアクセントのない私の顔の表情などから想像すると、頼りないすっ呆けたものに違いない。それが「トボスクホー」なのかも知れないな！と、娘の顔をも想い出しています。
美容室の鏡の中に娘を見て、久振りに「トボスクホー」に出会いました。祖父のことまでも思い出し、とっくの昔になくなっている懐かしい実家の部屋の間取り、庭木の様子を思い出しました。
人の記憶ってすごいですね、70年前のことまで鮮やかに思い出せるのですから。
よくないことはリセットして、新しい発見を、経験をしていきたいですね(*^-^*)
♥♡♥疲れたら休息しましょう♥♡♥
明るい気持ちで、穏やかがええにゃあ(=^・^=)
