地下鉄に乗って、糸島市志摩へ いざ!その②
ゴーッという音と共に地下鉄がホームに滑り込み~
福岡市地下鉄・中州川端駅から「筑前前原(ちくぜんまえばる)」まで約40分です。
姪浜までは地下鉄、それより先はJR筑肥線乗り入れになります。
※筑肥線;福岡市西区姪浜~佐賀県唐津市の唐津(ここまでが地下鉄の乗り入れ)、唐津の山本駅~佐賀県伊万里市の伊万里までを結ぶJR九州の鉄道路線(幹線)です。
筑前前原駅に到着すると、鐘先生自らお出迎えいただき車で約15分、糸島半島を北へ向かって走ります。田園風景、山裾風景、海沿いの道が続きます。
ぐぐーっと坂道を登り、くねくね道を進むと瀟洒な白いおうちに到着です。
ご挨拶を済ませて、「鐘小敏水彩画展」をゆっくり鑑賞させていただきました。
普段は絵画制作の場が素敵な展覧会場に!
光と影の照明も素敵でした☆彡
和紙ではなく中国からの画材に水彩で描かれています。
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今回の作品は、鐘先生が中国で美術を学んだ先生の影響で「竹久夢二」に興味を持たれて、竹久夢二やその背景を研究されて描かれたものだそうです。
大正~昭和初期の風景の中に、まさに竹久夢二の世界の男女が描かれています。着物姿や髪の形など、多分当時はそうであったのだろう、と思える水彩画に感動しました。
大正~昭和初期の着衣の研究もなさったと伺いました。元々鐘先生は上海で服飾デザイナーをなさってたのでより詳しいのかも?
どんな会話をしているのでしょう?想像するのも楽しい!
表情や仕草など~
縁側で一杯?
私は奥様やお手伝いに来ておられた親戚のお嬢さん(名古屋在住)と中国茶をいただきながらお喋りタイムでした。その間に、鐘先生の見事なお料理が出来上がり、おご馳走になりました。以前もたいへんなおもてなしをしていただきました。中華料理屋さんより美味しい本格的中華料理(食べやすくアレンジされています)です。
もっと写真を撮りたかったのですが、「食べる」が優先してしまいました。
豚の角煮 歯触りが丁度よくサイコーでした
中国豆腐が珍しく美味すぎ!
オジサン(夫)と鐘先生は、中国美術からアジアの美術の話題で盛り上がっていました。次回の展覧会についての助言などをしているようでした。
(2019年12月に、福岡アジア美術館にて「如是我聞 鐘小敏芸術展」を開催)
少しお酒の入った鐘先生も饒舌になられ、オジサンも久し振りの美術の話題で目尻を精一杯下げてニコニコと楽しそうに語っていました。
私は奥さまからご出身の「中国・内モンゴル自治区」のお話を伺っていました。
昨年(2020年)8月、コロナ禍の中、お父様の容態悪化で帰国されたのですが、その時の様子、成田から北京到着後、事情に関ア係なく2週間隔離されたそうです。お父様の最期に間に合われたのかどうかは聴き辛くて伺えませんでした。
奥様のご両親は教育家で文化革命のときに迫害を受けて、内モンゴルに住むことになったといつか伺ったことがあります。
余談ですが、
内モンゴル自治区(内蒙古自治区)は、
中国(中華人民共和国)の内部に位置し、モンゴル国との国境のほとんどを占めています。また、中国とロシアの国境の一部も内モンゴル自治区に含まれています。
●内モンゴルの首都 フフホト、
●主要民族は
漢民族 80%、モンゴル族 17% 満州民族 2%
回族 0.9% ダウール族 0.3%(?)←100%になりませんネ!?
中国における内モンゴル自治区について興味津々、調べてみたくなりました。
楽しい時間は猛スピードで過ぎていきます。
いつの間にか8時を回りおご馳走に満足、楽しいお喋りにも満足で帰路につきました。
再び筑前前原駅から電車(地下鉄)で中洲川端まで、駐車場から車を出して我が家に帰り着いたのは10時半過ぎていました。
いつもお読みいただきまして有難うございます。
とってもいい季節です!
秋を存分にお楽しみ下さいませヾ(*◕ω◕*)シ♪
「馬肥ゆる秋」ですニャ (=^・・^=)