中国茶の魅力 普洱茶(白茶・阿里山珠露茶)
奥が深い中国茶、普洱茶(ぷーあーるちゃ)編
≪普洱茶茶とは、≫
中国茶の六大分類上「黒茶」になるお茶です。
※中国茶の六大分類とは、
緑茶、黄茶、黒茶、白茶、青茶、紅茶をいいます。
黒茶とは、「後発酵」という発酵方法で作られるお茶の総称です。
普洱茶は熟成することで緑茶やウーロン茶にない個性的な風味になります。
緑茶は草や豆、ウーロン茶は花や果実。
普洱茶は土を連想させるような香りがすると言われています。
≪普洱茶の歴史≫
古く、2000年以上にあると言われてえおり、歴史書に記述されたのは唐の時代、広く知られるようになったのは明の時代以降でした。
≪「普洱茶」の名前の由来≫
中国雲南省南部普洱茶県で採取されたお茶ということから「普洱茶」
と呼ばれるようになったと言われています。ですが、その後茶栽培は衰退しました。その代わりに普洱茶の集積地・市場として有名になり栄えるようになりました。
≪普洱茶の産地≫
中国大陸の四川省・広東省・湖南省・雲南省一帯で生産されていますが、中でも雲南省が抜群に最も多く生産しています。
≪普洱茶 形状の分類≫
大きく分類すると、
●○散茶
茶葉を固めないでそのまま仕上げたもの、バラバラの形状をしています。
●○禁圧茶(固形茶) ➡ 餅茶、トウ茶、磚茶、竹筒茶、方茶などがあります。
●餅茶
茶葉を円盤型に固めたもので、大餅・中餅・小餅とあります。
●トウ茶
お椀型に固めたものをいいます。
●磚茶(たんちゃ)
レンガ上に固めたものもの。
●竹筒茶
香竹と呼ばれる香りの良い竹の筒に入れたもの。
●方茶
正方形に固めたもの。
と、形によってそれぞれ名前があるようです。
興味深いですね!
餅茶はこのような形で包装されています(我が家用)
直径20㎝、400gありました。
中はこのように固まっています。(以前に撮ったもの)
かたいのでフォークのようなものでほぐして使用します。
≪普洱茶の飲み方≫
飲み方には様々な方法がありますが、中国で日常的に使われている実用的な方法。
急須で淹れる
①密閉度の高い小さめの急須を温めて茶葉をいれます。
②大さじ1杯(約5g)の茶葉を急須に入れて熱湯をかけてすぐに湯を捨てます。
これを洗茶と言い。長期間寝かせた茶葉のホコリを落としたり、茶葉の開きをよくするために茶葉に湯を掛けて洗うことをいいます。
③次に飲むだけの量の湯を注ぎお好みの色がでましたら、急須に残らないように最後の一滴まで注いで飲みます。
中国の鍼灸・氣功の先生宅でいただいた時の写真です。
ポット、アイスで
①ポットに湯を沸かして、10~20g(お好みの量)の茶葉(予め洗茶をしておきます)をいれます。
②お好みの色がでたら、茶葉を取り除きます。
お茶に色がついているまで繰り返し淹れます。
このようなコーヒーサーバーを利用しています。
冷たくしていただくのも美味です(〃)´艸`)ウマウマ♪
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(ひとりごと)
これは、烏龍茶と最初に出会ったときに教わったことなのですが、食後の肉汁などで脂汚れした食器を使い切った茶葉で洗うと、キュッ、キュッと脂がおちます~なので身体に良いですよ、とのことでした。烏龍茶も普洱茶も茶葉は最後まで利用できます。
お味は、白茶に比べるとやや渋みを感じますが
飲みにくいということではありません。
現在、封を切った普洱茶がありませんのでお茶の色をお見せできませんが、烏龍茶とほぼ同じ色だったと記憶しています。
♥♡♥ ♥♡♥ ♥♡♥
お茶をいただくときの気分次第で美味しくも、そうでないとも感じるものです。折角のお茶の時間は、ゆったりとした気持ちで、幸せを感じながらいただきたいものです。
私は、いつも「ああ~!しあわせ、リラックス、リラックス」と言いながら、その瞬間までイラついていた気持ちを抑えるようにしています。
「ああ~!美味しい、おいしい、オイシイ」と飲み終えると幸せいっぱい、元気いっぱいになっているから不思議です♥♡♥
●●●続く~~~次回乞うご期待!
中国茶、あなたは、ホット派?それともアイス派?
どちらも美味しいニャ(=^・^=)