赤いバラのお喋りブログ

日々の出来事、季節の移り変わりをちょこっと斜めにみながら、お得情報をお伝えしたいと思います。よろしくお願い致します。

夏、魅惑のそうめん! 甲乙つけがたい日本三大そうめん!

日本三大そうめん、産地と歴史を辿ってみました。

梅雨が明けて、蝉の声が聴こえてきます (^^♪
ジリジリとした太陽、猛暑日が続きます💦

そんな時、「そうめん」が恋しくなりますよね!

「たかがそうめん、されどそうめん」
そうめんの産地、茹で方、つゆ、薬味、食べ方~などこだわりがあります。

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その中から、そうめんの産地について調べてみました。

「日本の三大そうめん」といわれていますが!


日本の三大そうめんとは?

三輪そうめん  奈良県桜井市
三輪素麺(みわそうめん)は、奈良県桜井市を中心とした三輪地方で生産されている素麺で、特産品となっています。

そうめんの発祥の地と言われていて、その歴史は今から1200年以上前に遡ります。
桜井市三輪にある日本最古の神社の一つ「大神神社(おおみわじんじゃ)」の宮司の子息が、肥沃な三輪の土地と三輪山から流れ出る水が小麦の栽培に適していると知ったことから、小麦を撒き育てました。その実りを水車の石うすで粉に挽き、湧き水でこね延ばして糸状にしたものがそうめんの起源と伝えられています。

江戸時代に、お伊勢参りの宿場町として栄えた三輪のそうめんが全国へと伝わり、庶民に親しまれる食べ物として広まりました。


揖保乃糸  兵庫県たつの市

播磨の小京都、龍野で生まれた播州手延べそうめん揖保乃糸」です。
揖保乃糸(いぼのいと)は、兵庫県手延素麺共同組合が有する手延素麺の商標。
清流播磨五川のうち、揖保川千種川。夢前川、市川流域のたつの市、揖保郡太子町、宍粟市佐用町、姫路市で生産される。
(出典:フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より)

播州とそうめんのつながりは室町時代からと言われています。
斑鳩寺(揖保郡太子町)の寺院日記『鵤庄引付』中、1418年(応永25年)9月15日の条に「サウメン」の文字がでてきます。これが播州ではでは最も古いそうめんの記述と伝えられています。約600年も前からこの地方でそうめんが食べられていたことの分かります。


小豆島そうめん  香川県小豆島

瀬戸内・小豆島に手延素麺つくりの技が伝えられたのは約400年前
三輪(三輪素麺)から持ち帰った技法が始まりとされています。
小豆島素麺の歴史は約400年前に、小豆島池田村の人が奈良の三輪に立ち寄った時に素麺の製造技法を学び持ち帰ったのが始まりだそうです。素麺は、冬の農閑期に家族の労力生産出来ることから、瞬時に小豆島にひろがりました。
小豆島は小麦の栽培に適した気候、瀬戸内海の塩、素麺作りに必要なごま油が豊富にあえたのはるなど、素麺作りに最適な気候風土に恵まれています。

 

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素麺の起源は、1200年も昔に遡り奈良県桜井市であり、江戸時代になってお伊勢参りに出掛けた人がその技法を学び、各地に広まったと言われています。

播州・素麺揖保乃糸が約600年前、瀬戸内・小豆島そうめんが約400年前であるという事実も興味深く思えます。
現在は瞬時に伝えられる技法が数百年を経て伝えられたことに歴史を感じます。

もうじき、お中元の季節!
数多くの産地のそうめんが紹介されています。

我が家も、三輪そうめん揖保乃糸をお送りしました。
小豆島そうめんは瀬戸内地方で育った私にはとても身近にあったそうめんです。
また、揖保乃糸は最近のお気に入りで普段いただいています。

そうめんの違いまでは分かりませんが、どれも美味しく今からのシーズンの楽しみでもあります。
つゆや薬味も大切なそうめんの引き立て役です。

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