赤いバラのお喋りブログ

日々の出来事、季節の移り変わりをちょこっと斜めにみながら、お得情報をお伝えしたいと思います。よろしくお願い致します。

「【17年ゼミ】気軽に食べないで!」米FDAが異例の警告に驚き!!

【17年ゼミ】米国東部で大発生!数兆匹にも!

日本ではまだ梅雨の真っ最中、またはまだ梅雨入り前のところもあるというなか、5月中旬のこのニュースに驚きました。


私の住んでいる福岡市での、蝉の初鳴きは7月10日前後です。
梅雨の明けきらない梅雨の晴れ間を狙って、何処からか「ジィジィー」と聴こえ、そのうちに仲間たちがいっせいに鳴き始めます。


【17年ゼミ】発生

米国では日本のセミとは全く違う「周期ゼミ」もしくは「素数ゼミ」と呼ばれる種類の「ブルードX(テン)」と呼ばれる【17年ゼミ】が生息している。
今年は、イリノイ州シカゴなど、北米中部がその中でも17年周期のセミたちの発生年にあたり、5月から、首都ワシントンなど東部の一帯でが一斉に羽化をして、大音量で鳴いている。2004年以来、最大で数兆匹ものセミが出現する珍しい現象。ちょうどこの6月がそのピークだそうです。

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 17年ゼミ(しゅうきゼミ) Magicicada septendecim
 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia

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アブラゼミ(油蟬、鳴蜩)学名(Graptopsaltria nigrofuscata)
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia


明らかに違いが分かりますね!


「ブルードX(10)とよばれるセミは一般のセミよりは小さく、真っ赤な眼をしていて、米国東部地域を中心に17年周期で出現します。一生のほとんどを幼虫時代で過ごし、数兆匹がいっせいに地面から這い出し成虫になります。

そのために気が多い公園ではセミが飛びまわり、散歩中の人々に張り付いたり、車のフロントガラスにぶつかったり~道路はには踏みつぶされたセミの死骸が多いそうです。

ほとんどの人は、気持ち悪い、という反応を示すが、セミは人に危害を加えることもないので、これを料理する人が現れました。
5月22日、メリーランド州のある農場ではセミ祭りを開催して、セミの天ぷらや炭火焼、ラザニアなどの料理を振る舞ったそうです。「エビのような香ばしい味がして逸品だった」との感想もあったそうです。


各地ではレストランがセミをトッピングにしたタコスを提供したり、米紙ワシントン・ポストが揚げ物のレシピを紹介したりするなど盛り上がっていて、セミをトッピングしたチョコレートクッキー(AP)。幼虫が地上に出てきた様子を表現しているとものも人気だとか。

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  セミ入りのタコス          セミがトッピングのチョコレートクッキー

            (讀賣新聞オンラインより))

   お味のほどは如何なものなのでしょうか?
   昆虫が苦手の私は想像も出来なくて、信じ難い想いがあります。

これに対して、
FDAは2日、ツイッターへの投稿で、セミはエビやロブスターなどと近縁関係にあると説明した上で「魚介類へのアレルギーがある人は食べないで」と注意を促した。
FDA    
アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)

また、
国連食糧農業機関(FAO)が4月に公表した報告書でも、昆虫を食べることについて「甲殻類のアレルギーがある人はアレルギー反応が出る恐れがある。リスクへの理解を深めるための研究が必要だ」と指摘している。
(FAO    
国際連合食糧農業機関) 
(The Food and Agriculture Organization of the United Nations)
と、ありました。