赤いバラのお喋りブログ

日々の出来事、季節の移り変わりをちょこっと斜めにみながら、お得情報をお伝えしたいと思います。よろしくお願い致します。

秋の空いろいろ話、「男(女)心と秋の空」は?

今日(10月10日~正しくは昨日になりますがご勘弁を!)の空

朝のうちは雲一つないほどに晴れ渡っていましたが、午後になると白い雲が湧くように出てきました。それでも青い空に変わりはありませんでした。

 

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2021.10.10の青空です!晴天でしょうか?


昔、と申しましても遠い昔ではないのですが、空に興味を抱いたことがあります。
それは今もなお続いているのですが、当時は興味津々で、それこそ昔、NHK気象キャスターとして活躍をしておられた、倉嶋厚さん」の著書を読み漁っていた時期がありました。ふと思い出して、「【季節しみじみ事典】倉嶋厚の四季ものがたり」を取り出して読み耽ってしまいました。

 

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季節の変遷、空、雲、気象のことたくさん!

 

「青空の高さ」という見出しです。
省略しながらご紹介させていただきますね!

オリンピック晴れ
今年も厳しい残暑が続きうんざりしていたら、9月中旬に一転して涼しくなり、鬱陶しい秋霖(しゅうりん・秋の長雨のこと)が長々と続き台風が大暴れしました。
秋霖が明けるのは東日本では10月中旬で、1964年の東京オリンピックの開会式も、この「秋霖明け」を見込んで10月10日に行われ、当日は見事な「オリンピック晴れ」になりました。


(中略~)


空が青いのは、
空気があって、その分子が七色の太陽光線のうち波長の短い青色系統の光を特に強く散乱さえ、それが人の目に入るからです。空気は上空にいくほど薄くなり、約30キロも高さでは密度は地球の100分の1。光は殆ど散乱されず、見上げる空は暗黒になります。
ですから、初めて宇宙空間に飛び出した旧ソ連宇宙飛行士のガガーリンさんは、「空が青かった」と言わずに、「地球は青かった」と言ったのです。
「【季節しみじみ事典】倉嶋厚の四季ものがたり」より

倉嶋厚
1924年1月25日~2017年8月3日
気象キャスター、気象エッセイスト
気象学者、理学博士
NHKにて、「ニュースセンター9時」他多くの番組で気象キャスターとして活躍。
著書「やまない雨はない 妻の死 うつ病、それから・・・」
とても感動いたしました。(お勧めです)

 

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妻を送った後、どうしたら死ねるかということばかりが頭を占めていました~。
克服なさいました。(感動しました~何度も言ってスミマセン)

 

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私たちは、よく晴れた空のことを「晴天」が続きますね、とか「今日の空は日本晴れ」などと表現します。その言葉の意味を深く考えたことがありませんでした。

晴天(せいてん)とは、
晴れた空、晴れを意味する言葉、一般的に晴れを表す言葉であり、天気予報などで使われます。

 

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こんな感じでしょうか?

快晴(かいせい)とは、
空がスッキリ晴れ渡っていることを意味する言葉、特に空全体に雲ひとつもなく晴れた状態の空をいいます。晴天よりも快晴の方が雲が少なく晴れ渡っている時に使います。

 

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快晴でしょうか?

 

日本晴れ(にほんばれ)とは、
空に一点の雲のない晴れた転機をいみする言葉です。快晴よりもさらに晴れている空の様子を表現する言葉です。また「日本晴れ」の読み方は、「にっぽんばれ」ではなく、「にほんばれ」が正しいです。
(これは、勘違いしていました!「にっぽんばれ」と思っていました。

 

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これは、日本晴れですね!あっぱれ(^_-)-☆

他に余り耳にしない天気の表現もあります。

晴朗(せいろう)
空が晴れてのどかなことを意味する言葉。空の様子が晴れていて穏やかで、うららかな状態を表現します。「天気晴朗なれど波高し」

好天(こうてん)
よく晴れた空、よい天気を意味する言葉、好天には晴れを表す「晴」の文字が使われていませんが、「好」はこのむという意味があり、「好まれる天気」、一般的に晴れを表しています。

澄晴(ちょうせい)
空が曇りなく晴れ渡っていることを意味します。透き通るような青い空を表現するときに使います。「澄」の濁りがない透明で清いという意味が元になっています。


 

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「女心と秋の空」「男心と秋の空」どちらが本当なの?

秋の空は、空気も澄んでいて清々しい青空が広がり「秋晴れ」が続きます。
これは、夏は太平洋高気圧で湿った空気中の水蒸気に光が乱反射して白っぽく見えるのに対して、秋は移動性高気圧の乾いた空気のために澄み渡り、いつもより上空の雲までよく見えるからです。だから、秋の月が美しく見え、お月見に最適な時期です。

ところが、低気圧と高気圧が日本の上空を通過するため、お天気が変わりやすいのもこの時季の特徴で、これを変わりやすい人の心になぞらえて、
「男心と秋の空」、「女心と秋の空」と言うようになりました。

 

では、どちらが本当?

「男心と秋の空」ができたわけ~
もともとは、「男心と秋の空」です!
男性の変わりやすい心を例えていますが、主に女性に対する愛情が変わりやすいことをさしています。
「男心と秋の空」のことわざができたのは江戸時代でした。当時は既婚女性の浮気は命を落とすほどの重罪でしたが、既婚男性の浮気には寛大でした。移り気なのはもっぱら男性だったのです。

「女心と秋の空」と言われるようになったのは?
大正デモクラシーで女性の地位が向上すると、恋愛の価値観にも変化がありました。当時、一世風靡した浅草オペラで、「風の中の羽根のように いつも変わる女心~(^^♪」と歌う「女心の歌」が大ヒットし、西洋文化の影響で女性が素直に意思表示できるようになったころから、「女心と秋の空」と言われるようになりました。
愛情に限らず、喜怒哀楽の感情の起伏が激しいことや物事に対して移り気であることを示していて、男心とはニュアンスが少し異なるようです。
(暮らしの歳時記より)

 

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ですが、秋の空はほんまによろしいですねえ!

 

いかがでしょうか?

「空のいろいろ話」は尽きませんね!
それこそ、夜の空から、朝の空へと変わっちゃいます。

いつもお読みいただき有難うございます。

今日も好天に恵まれますように☀

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う~む、男ねこ心?女ねこ心?悩むにゃあ (=^・・^=)



 

 

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