梅雨明け後の空に広がる夏の風物詩入道雲、注意喚起にも!
「梅雨明け宣言」と「入道雲」
7月12日、私の住んでいる福岡市に梅雨明け宣言の発表がありました。
今年の梅雨入りは観測史上2番目という早い時期の5月半ばでした。
本物の夏が来た!
子供時代、病弱だった私は風邪ひき名人でした。そのために冬が嫌いで夏が大好きな女の子でした。帽子も被らず近所の子供たちと川遊びや虫取りを楽しんでいました。その頃の日焼けがもとで(?)今も色グロです(TдT) ウゥ…
そして今も、冬よりは夏が好きです。ただ、熱中症予防のため日傘を使用しています。そんな理由もあり、空と雲が大好物(?)である私といたしましては、
「夏の空」は心弾む「空」なのです。
ムクムク、モリモリと沸き立つような入道雲です。
空高く堂々とそびえ立つ雄々しい入道雲!
窓から青空が見えます。
午前中は窓や戸を開けていると風が入り、湿度が低いせいか爽やかな感じでした。
出窓からムクムク、モリモリした入道雲が見えます。その時点で家事を放棄して早く写真を撮りたいと焦っていました。
午後から何処かで会議があるから、と出掛けるオジサン(という名の夫)を見送るついでに道路まで出ました。出窓から見る入道雲とは違う入道雲が、空の裾模様のように広がっています。これには大感動です。早速、iPhoneを手にアチコチウロウロと入道雲の見える場所探しをしました。
北西の空には入道雲は見られず、東南の空にムクムク、モリモリと入道雲がひときわ高く聳え立っています。ますます感動度アップです。
「待ってました、閻魔大王様!」思わず独り言をいいながら、撮影しました。
気付けば、スッピン、部屋着、つっかけ(サンダル)のまんま。人に出会わなかったからいいものの、強い日差しで汗びっしょりです(;´・ω・)💦
庭のツバキ&サルスベリ
東南の空の入道雲
南の空の入道雲
【入道雲】
発達した雄大積雲や積乱雲の日本の俗称となっています。
積雲とは、
晴れた日によく発生する綿のようなかたちの雲のことで綿雲とも呼ばれています。
積乱雲とは、
強い上昇気流によって、積雲から成長して鉛直方向に塔や山のように、著しく発達した雲のことです。
※鉛直方向とは、糸の先に重り(鉛なまり)を垂らしたときの糸の方向、重力の方向の事をいいます。
積乱雲が空高く聳え立つ巨大な雲が、たこ入道のような形になることから、「入道雲」の名前があります。
●関東地方では、坂東太郎(川の名前では利根川もこのように呼ばれます)
●京都・大阪地方では、丹波太郎
●四国地方では、四国三郎(川の名前で吉野川もこのように呼ばれます)
●福岡地方では、筑紫太郎?(川の名前で筑後川は筑紫次郎とよばれます)
入道雲の時間による変化を撮ってみました。
とっても暇で時間を持て余しているわけではないのですが、時間を置いて同じ場所(我が家の出窓・・・東向きにあります)から撮影をしてみました。大きく雲が、空が変化していることに気付きました。空模様が変化することは当然知っていましたが、写真として記録してみると、「ナルホド・ナットク」でした。
東の空の入道雲(我が家の出窓より)11:59
東の空の入道雲(我が家の出窓より)12:54
東の空の入道雲(我が家の出窓より)16:20
アッ!消えてる(;´・ω・)
東の空入道雲(我が家の出窓より)16:26
東の空入道雲(我が家の出窓より)16:45
東の空入道雲(我が家の出窓より)18:42
11:59 12:54 16:20
16:26 16:32 16:45 18:42
だんだんと入道雲の形が崩れて夕方になると、西の空から優しくやさしく日暮れていきました。
もう少し時間を決めて撮影すればよかった!と反省しています@(;・ェ・)@/💦
空の、雲の不思議模様は限りなく大きくて、好奇心を駆り立てられます。
けれど、
夏の風物詩、入道雲は注意喚起でもあるのです。
大気の状態が不安定になっているために発生した入道雲は、さらに発達して雷雨や局地的豪雨を引き起こす危険があります。
空が暗くなったり、冷たい風が吹いたり、稲妻が走り、雷が聴こえたりしたら、まもなく雷をともなう大雨が降り、状況によっては竜巻など心配があります。