赤いバラのお喋りブログ

日々の出来事、季節の移り変わりをちょこっと斜めにみながら、お得情報をお伝えしたいと思います。よろしくお願い致します。

電柱(電信柱)が消えちゃう、 無電柱化の目的とは?

電信柱続編です。
電柱は嫌われている、どうして?


風景を台無しにしている。
災害時の救援活動を妨害する。

通行を妨げる。

などが指摘されています。

 

無電柱化(電線地中化)のメリットは?

街の景観向上、電柱のない美しい街並みを! 
 電線や電柱をなくすことで美しい街並みが形成されます。
 地域の活性化につながります。

安全安心快適な生活空間の創造、 歩きたくなる道を!
 歩道の有効幅員(ふくいん)が拡がり、ベビーカー、車椅子、自転車の共存!

災害に強い街に!
 災害時の電柱倒壊による家屋の損壊や電線の垂れ下がり感電事故や緊急車両の通行妨
    害をなくす。
 (私も阪神淡路大震災直後に被害地を訪れ、電柱倒壊の凄まじさを体験しました)

資産価値の向上!
 無電柱化によってその土地の資産価値が騰がる。(のだそうです)

通信回線の信頼度が強化する!
 地震・台風などの災害時に情報通信回線の被害を軽減して、ネットワークの安全性、
 信頼性を向上させる。(これも皆さま体験されたことでしょう!)

防犯効果も!
 電柱を伝って部屋に侵入する犯罪をなくす。
 (そうだったんですね!)

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地震、台風、津波、竜巻等によって大きな被害がありました。

過去の電柱の倒壊状況
地震 1995年01月  阪神淡路大震災 兵庫県南部 電力柱 約4,500基
                          電信柱 約3,600基

台風 2003年09月  台風14号    宮古島全域 電柱  約800本


津波 2011年03月  東日本大震災  東北地方        電力柱 約28,000基 
                    大津波地震  電信柱 約28,000基

竜巻 2013年09月          埼玉県越谷市 電柱  46本   
                                                                      千葉県野田市    電柱  5本

の記録がありました。(国土交通省ホームページより)

また、、、、
無電柱化のデメリットとは?

無電柱化(電線地中化)にメリットがあれば、かならずデメリットがあります。
建設コストが高く、工期が長期に及ぶ。
設備のメンテナンスがしにくい。
地震等により損傷した場合、復旧に時間がかかる。

と、いう点が挙げられています。

また、、、
ロンドンパリなどのヨーロッパの主要都市や香港、シンガポールなどのアジアの主要
 都市では無電柱化が概成しているそうです。
日本の無電柱化(電線地中化)の進捗率はどうなのでしょう?

 東京 8%、 大阪  6%
 という進捗率です。
 (国土省ホームページより 令和2年6月)
 
電柱のない明るい空を見ることができるのはまだ先のことになるのでしょうね。

電柱のない空はどんなにスッキリしたものでしょう!
ですが、電柱(電信柱)を愛する私にとっては寂しさを覚えるばかりです。

青い空に、曇り空に、雨の日に、雪の日に、スクッと立っている電柱(電信柱)
がやっぱり好きです♥♥♥

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