私の空と電信柱物語、電信柱と電柱の違い!
空が大好きな子供でした!
昔、昔、その昔、私が10歳に満たない頃、自分の身の上を知り、幼ごころながらとてもショックを受けました。自分の両親は?とそれまでに不安に思っていましたが、誰からも説明はなく優しく育ててくれている祖父母にすっかり甘えて暮らしていました。
ですが、ふとしたきっかけで知ってしまったのです、自分の身の上を。
母親は私が10ヶ月の時に亡くなったこと、父親が私を独りで育てるというのを母方の祖父母が、若い父親の再婚を願い私を引き取ったというのが事実でした。
父親から祖父宛ての手紙を読んでしまった私は、もう少女小説の主人公のように悲しみにくれました。祖父母の前では笑顔、泣くのは家から出て(´;ω;`)ウッ…
ちょうど菜の花やレンゲの花の季節でした。
当時の実家の近くには、まだ菜の花畑やレンゲ畑がありましたので、畑に寝っ転がっていつまでも、いつまでも空と雲を見ながら泣いていました。
そんな体験以来、空と雲には特別なものを抱いています。
ひとりの人間として生きて来れたのは祖父母の深い愛情があったから、と今でも感謝しています。(二人とも遠い過去に亡くなりました)
前置きが長くなり申し訳ありませんm(__)m
と、いうわけで、青い空と白い雲は最高の被写体?でした。
青い空に電信柱、電線があるとそれを避けて撮っていました。そして、電信柱と電線は「邪魔なヤツ」だったのです。
電信柱が好きになりました♥♥♥
ところが、十数年前に電柱と電信柱の違いを知り、その働きの偉大さに気付きました。
いらい、私の空と雲の写真の中に、堂々とした電信柱、ちょっとひ弱な電信柱、都会の、住宅街の~と電信柱が登場するようになりました。
数本の電信柱の中から威風堂々としている電信柱を見つけると、思わず叫びます。
「オーッ、社長、お疲れさま!」
何となく、電信柱を会社員に見立てて差別している自分に気付き反省するのですが~。
普段、誰でもご存じかと思いますが、
「電柱」と「電信柱」は違うのです!!!
まさに【似て非なるもの】ですね。
【電柱】
電力会社が送電や配電を目的としたものや、通信会社が通信用ケーブル(電話線など)を家庭に届けることを目的に設置するもの、また電気鉄道において架線を張るものなどの総称。
【電信柱】
NTTなどの通信会社が電話回線や光ケーブルを各家庭に届けるためのもの。
【電力柱】
電力会社が送電、配電を目的としているものを「電力柱」と呼びます。
【共用柱】
中には、「電量柱」と「電信柱」の両方の役割をはたすものがあり【共用柱】といいます。(不動産豆知識参考)
これらの見分け方としては、それぞれの会社のプレートが設置されているそうです。
なるほど、人の眼の高さよりはかなり上にいくつかのプレートがあり、地区の名前、記号、番号の文字がありました。(写真は控えます)
ですが!
近くの電信柱?電柱?を確認してみましたが、プレートの文字も意味不明で、結局区別がつきませんでした。まだまだ勉強不足ですね (´;ω;`)ウゥゥ
やっぱり、好きです!
似て非なる「電信柱」「電柱」さん♥♥♥