赤いバラのお喋りブログ

日々の出来事、季節の移り変わりをちょこっと斜めにみながら、お得情報をお伝えしたいと思います。よろしくお願い致します。

【フリマアプリ】へ出品!梅雨の間の食器棚整理をしました! 

食器棚は不用品の山

ここ数日、スッキリしないお天気が続き出掛けることもなく、普段より丁寧に掃除をしたり、片付けをしたり~。
最も気になっているのが食器棚です。

もともと食器類、焼き物に興味があったのでツイツイ買いをしたり、いただき物を大切に仕舞い込んでいたことが食器棚をいっぱいにした原因です。


フリマアプリへ出品します!


コロナ禍で家での自粛生活が始まってから、何度か整理をしました。
ちょこっと良い珈琲椀皿2客セット、湯呑みなどを出品してご購入いただきました。
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【有田焼 賞美堂基泉窯春秋文コーヒー椀皿ペアセット】

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     【有田焼き賞美堂其泉窯銀呉須十草湯呑】

 

つい先日、食器棚の奥の奥の、そのまた奥の何やら紙包み?を発見したのです。
プチプチに包んで、紙に包んでしっかり仕舞っていました。
開けてみると白磁の長方形の素敵な盛皿のようです。
裏を見ると「基泉窯」の裏印があります!
ムムムッ!
もしかすると、良きお品かも!
心弾ませて、ネット検索です。

本日検索の結果、
    ◆◆◆ 只今出品中です!◆◆◆

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    有田焼 賞美堂 基泉窯 青白磁牡丹彫【角盛皿】

牡丹の花を大胆に彫り、淡い青磁釉を施した繊細で美しい長角皿です。 透き通るような「青白磁」が、優雅な雰囲気をたたえます。
などとして出品させていただきました。

 (写真撮影の技術不足で「淡い青磁釉を施した繊細で美しい」をお伝え出来ないのが残念です)



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「基泉窯」は、有田焼を専門に扱っている商社、賞美堂のブランドです。

もっと詳しく説明させていただきます。

有田焼きとは?

陶器、磁器で有名です。
もともと、有田焼は肥前佐賀藩主(鍋島直茂)が使う食器として、または佐賀藩主が将軍や諸大名に献上するための焼き物でした。
17世紀半ば(江戸時代)には欧州へも輸出されて王侯貴族たちから、「IMARI」と呼ばれ重宝されました。その技術の流出を防ぐために陶工は藩に囲われて、有田焼きは秘伝の技だったそうです。

「有田焼」と「伊万里焼」

有田焼は、佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器を総じて「有田焼」といいます。
~~~有田(佐賀)、三河内(長崎)、波佐見(長崎)~~~
伊万里港からその積み出し、輸出をされていたことから「伊万里(いまり)」や伊万里焼とも呼ばれています。

有田焼は、高品質でデザインの豊富さが評価されて相応の高価格で流通していました。
市場の需要に合わせて「古伊万里柿右衛門様式」「鍋島藩窯様式」などの技法が生み出されました。
有田焼が、青一色で描かれた染付から赤・黄・緑・金などが使われた絵付けがあるのはこのような背景があったからだと言えるそうです。

そのかたわら、遷り変わりする時代に逆らえないで、有田焼は徐々に販売不振に陥っていきます。生活様式の変化への対応、他の産地焼物との競争に悩み苦しみ、打開策を求められました。美術品となるのか、あるいは「工芸品」として実用的要素を残したままで人々との生活の中に溶け込んでいくのか。
有田焼を支えていく当事者にとっては死活問題だったのです。


賞美堂について

製造工程の改良をしたのが賞美堂です!
器に絵を描く「絵付け」の工程を、「転写技術」という工程を取り入れたのです。

手描きでの絵付けはとても高度な技術と時間がかかります。
転写紙を利用して器に模様を付ける技術をすることで、それまでの多品目、少量生産であった有田焼は「多品目」「大量生産」が可能になったのです。

400年の歴史のある「有田焼」を芸術品としてでなく、現代に生きる生活様式に寄り添うように変化しながら人々に、「有田焼」を届けてきたのが、

賞美堂・基泉ブランドです!!

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とっても素敵でしょう♡♡♡ (^^♪